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地域愛×農家=梅の里⁉【編集部の春休み11】(食べるタイムス)

  • 執筆者の写真: 早稲田ローカルフェスタ実行委員会
    早稲田ローカルフェスタ実行委員会
  • 2020年5月11日
  • 読了時間: 3分

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新年度のはじまり、久しぶりに会う友達とも、はじめましての人とも、「春休み何してたの?」から会話が始まることって、よくありますよね。食べタイ編集部員にも「春休み何してたの?」と聞いてみると、それぞれの分野での活動がたくさん出てきました。そんな編集部員の春休みを紹介しちゃおう!という企画が、この【編集部の春休み】です。第1弾は、食べタイ編集部員、田丸さくらさんの春休み。

聞き手:白木昂(食べタイ編集部/東京農業大学)



梅が『農村』というより『産業』として成り立っている。

田丸さくらさんが、「みなべ・田辺の梅産業」を体験した時の話の中で、

この言葉がとても印象に残っています。

田丸さんは食べタイの代表。

持ち前の行動力で全国を訪れる彼女は、長い休みがあると日本各地を訪れます。

2月1日に、彼女は友人と共に和歌山県を訪れました。

その中で、梅産業に力を入れる、みなべ町と田辺市にも足を運びました。

みなべ町と田辺市の梅生産量は、全国の約半数を占めており、

まさに日本の食卓を支える重要な地域です。

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実はこの地域の梅産業、2015年に「みなべ・田辺の梅システム」として、

世界農業遺産に認定されています。

これは、長い年月をかけて、持続可能な農業と美しい風景を守り、

かつ地域に根付いた農業システムのみが認定される制度です。

国内では11カ所しか認定されていません。

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彼女は生産現場を訪れる際、常に一つの共通したテーマを意識するそうです。

それは、「地域と農業のつながり」

「地域課題を解決するために、農業は重要なカギを握っています。

地域と農業の関係は切っても切れないものなんです。」という田丸さん。

「みなべ・田辺の梅システム」も、山の上だけでなく、山のふもとの加工業など、

他の産業にもプラスに作用しています。まさに地域と農業のつながりのモデルケースです。

そんな、農業で地域の活性化を実現している姿が、彼女は好きで、

年間で何カ所もの地域に足を運んでいます。

話していく中で、田丸さんが「観光梅林」を訪れた時の話は興味深いものでした。

訪れた観光梅林の名は「南部梅林(みなべばいりん)」。

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梅林?

植物園のことか、と思いましたが少し違いました。

梅の花の見頃になると、山の斜面はピンク色に染まります。

それだけでなく、期間限定で、住宅に混じって、

沿道にはお店が立ち並び賑わいます。

地域全体で、梅の季節を盛り上げる取り組みが行われているのです。

地域の人々の「梅への愛」を感じます。

田丸さんに和歌山であった人達の印象を聞きました。

「ギラギラした人」「若い人手を求める人」

様々な人がいたそうですが、共通点は「地域愛の深い人達だった」と話します。

たしかに、梅システムは農家の努力が実った結果かもしれない。

しかし、観光梅林の実現は、地域の人々の協力なしにはあり得なかったでしょう。

梅が『農村』というより『産業』として成り立っている。

みなべ・田辺の梅を「農村」を「産業」にしたのは、地域の人々の地域愛です。

でも、その基礎を作ったのは、システムを完成させた農家さん達。

日本全国に、「農村」を「産業」にしたい農家さんが沢山いるなら、

知らせる術が必要だ。

あ、『食べタイ』か。

『食べタイ』は、農家と消費者の間をつなげて、

誰もが農業・農家への親しみを持てるようになるメディアなんだ。

やっぱり食べタイは面白い。これから力になっていこう。

田丸さんが食べタイを運営する理由に、心から共感し、

僕自身も、やる気が湧いてきました。

いかがでしたでしょうか。

食べるタイムスでは取材活動を筆頭に現場に触れる機会が数多くあります。

記事を書いて人に伝えることをしたい方、

他の人があまりしない経験をしてみたい方、

メンバー募集も随時しています。

実は僕も今回、初めて記事を書いた新米ライターです。

本当に暖かい環境で、面白い人が集っています!

興味があればぜひ説明だけでも聞きにきてください!

募集概要はこちら!→ https://pando.life/taberutimes/article/14171

 
 
 

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