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体験談―秘境の国、ブータンへの旅― (海士ブータンプロジェクト)

  • 執筆者の写真: 早稲田ローカルフェスタ実行委員会
    早稲田ローカルフェスタ実行委員会
  • 2020年5月5日
  • 読了時間: 2分

 今年の2月初旬、海士ブータンプロジェクト(あまたん)のメンバーに加え、スタディツアー開催にあたり集まったメンバー、担当教諭の平山先生の計6人で、ブータンへと旅立った。今回は、あまたん主催で執り行われた第2回ブータンスタディツアーにおける、9日間のブータン滞在を通しての体験を述べたい。

 ブータン訪問中は、メンバーでの話し合い、各自の目的などに応じて事前に計画したものに従い活動を行っていった。今回は、ホームステイや、学校訪問、現地で活動される日本人の方へのインタビューなどを通して、ブータンの地方と都市で暮らす人々の違いを探っていった。

 渡航前から、ブータンについて本などで知識を吸収し、ブータン人大学生と交流することで、現地への理解を深めていた。しかし、今回の訪問で身に染みて感じたのは、実際に訪れてみないと分からないこと、訪れて初めて見えることが数多く存在することだ。ブータンに流れる独特の時間の流れ、空気。さらに、GNH(国民総幸福量)の向上を前面に掲げ、人々が幸せに暮らしている影にも、環境問題、特にポイ捨てに対する国民一人一人の意識の低さや、地方と都市部のインフラの差、発展具合にも、ブータンの課題が見え隠れしていた。このような発見は、実際にブータンを訪れて、現地の人々の暮らしを自分の目で見ないと気が付くことは不可能だった。そして、ブータンに対して、日本人である自分にできることはないのかと、課題解決に向けてアクションを起こそうと強く思わされ、今後の活動につながる新たな一歩となった。

 また、ブータンは温かい心をもった素敵な人々で溢れた国だった。新しいものを求めるのではなく、“今あるもの”を大切にして生きる彼らが、生き生きとして見えた。そんなブータンの人々が本当に大好きになった。そして、彼らのような生き方ができるようになりたい、彼らのいる“ブータン”という国にまた帰ってきたいと心から思った。ブータン訪問は、地域の課題発見だけではなく、自分の生き方、考え方をも変える、貴重な経験になった。

 今回の訪問を通じて発見した課題をこの先さらに突き詰め、海士町とブータン、両地域の発展に貢献していけるよう、あまたんメンバーと共に模索していきたい。

 
 
 

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