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体験談 〜いぐべおぐに〜

執筆者の写真: 早稲田ローカルフェスタ実行委員会早稲田ローカルフェスタ実行委員会

 人との交流が盛んで心温まります。五月にある熊祭りという祭りでは何歳か分からないおじいさんが隣に来て「おめえがいねえとこの祭りはやっていけねえよ。来てくれてありがとよ。」と言われて心温まりました。夏祭りの花火が至近距離できれいでした。花火を見ながらお酒を飲んでいたら近くのおばちゃんが話しかけてくれました。そのおばちゃんは若干認知症で自分は酔っていたので会話が全くかみ合わず楽しかったです。他にも現地の方がご厚意で様々な料理やお酒を作って持ってきてくれます。アケビの皮やスベリヒユという雑草の料理、カリン酒などここでしか味わえない現地の食べ物をお裾分けしてもらえます。庶民の味を味わえる機会は貴重ですよ。このように東京にはない人の触れ合いが小国町にはあります。  自然には魅力がたくさんあります。自然の雄大さの中では自分がちっぽけに感じます。また美しさも赤芝峡では秋には色とりどりの紅葉が山一面に広がります。自然の雄大さと色彩を同時に楽しめます。天狗橋から見える透明度の高いエメラルドグリーンの川は感動します。川のせせらぎも聞こえてリラックスできます。自然が豊かなので至る所にカメムシが居座っています。パクチー様の独特な香りを我々に向けて噴射します。宿泊場所によっては、30匹と格闘することもあります。パクチーの香りが大好きで、常にその香りを纏っていたい方には最適です。冬は積雪量が多いです。1日に79cmも積もります。雪山を歩きましたが、かんじきという圧力を分散させる器具がないと足が沈んで歩けなくなります。また、山の斜面を尻で滑りましたが、かなりのスピードが出てスリル満点でした。雪だるまやスノーランタンも作り放題でした。男性陣は隙あらば雪合戦に興じていました。



 マタギ文化が根付いています。マタギとは簡単に言うと猟師のことです。5月には熊祭りというマタギのお祭りが開催されます。当サークルのメンバーもステージに上がり脚光を浴びたこともありました。先ほど話題にした雪山歩きでは、マタギの方から歩きながら直接マタギの風習を教えてもらえます。実際に山に入って自然の厳しさを体感することで、マタギの方への畏敬の念を感じられるようになりました。 東京では味わえない人との触れ合い、自然、文化を小国町ではたっぷり味わえます。人と話すのが好きな人、東京からの喧騒から逃れたい人、民俗に興味がある人はぜひ一度小国町に来てみて下さい。

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