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体験談 〜食べるタイムス〜

執筆者の写真: 早稲田ローカルフェスタ実行委員会早稲田ローカルフェスタ実行委員会

私たちの活動は日本各地の漁師さん、農家さんの元へ取材に行き、その内容をweb記事にすることです。しかし、メンバー全員で同じ活動をするわけではありません。それぞれのメンバーが自分の興味のある地域や生産者の皆さんのところへ自ら取材に行きます。そう聞くとなんだか難しい活動のように聞こえるかもしれないですが、私自身も何をしていいのかわからなかったため最初の頃は自主的に動けず、先輩について回ってばかりでした。 まず最初に食べるタイムスとして活動したのは、熊本県五木村を訪れたことでした。この村は人口が熊本県一少なく、地域ベンチャー留学と称して大学生を受け入れ、村の活性化を図っていました。この村にインターンしていた食べるタイムスの先輩の元へ行き、村にカフェを作り、村の基幹産業である林業の活性化のための活動を支援しました。

 さらにその後、先輩に紹介してもらった帯広の長芋農家さんの元へ農業体験に行く、岩手県釜石市の地元のお祭りに参加するなど様々な体験を積むことができました。先輩たちの中には農家さんと協力して埼玉で野菜マルシェを開いたり、マタギ猟師さんに密着取材をしている人もいます。また、地方に赴くだけでなく東京でも活動しています。例えば、11月には先輩の活動地である山形県小国町の名産品を味わうためレストランを貸し切って食事会を開きました。生産者さんと消費者の皆さんをつなぐために、実際に小国町の多くの生産者さんが集まってくださいました。


 そして、1年生が終わる頃には自分で見つけた生産者さんの元へ自ら取材に行きました。私が初の取材地として訪れたのは石川県加賀市にある、限界集落でした。住民の皆さんのお話を聞くことで、村に対する想いを実感することができました。  活発に活動している先輩たちをすごいと思う一方で、自分の関心がある場所へ一人で飛び込んでいくことに最初は勇気が出ませんでした。しかし、生産者さんの思いや住民の方の地域に対する思いに触れるうちにこの人たちのことをもっと多くの人に知ってもらいたいと思うようになりました。そう考えた時、私たちのメインの活動である「web記事を書く」という行為は最も有効な手段なのだと思います。生産者さんについて記事を書く団体と聞くと、農業のことだけしかしないのかな?農業に詳しくないといけないのかな?と思われるかもしれないですが、全然そんなことはありません。所属している学生は学部もバラバラで、勉強している内容も違います。しかし、どんな学問も農業を始めとする第一次産業に役立てることができるのではないかと思います。例えば、生産物の価格づけには経済学の知識が役立ち、ブランディングする際にはマーケティングの知識が役立ちます。皆さんがこれから学ぶことを活かし、ぜひ食べるタイムスで価値のある経験を積んでみてください。

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